深穴加工はどこに頼むべきか、ガンドリルとBTAをどう分けるべきか?
深穴の外注先選びは、穴径φと深さmmからL/D比を出すところから始まります。そこで工法(ガンドリルかBTAか、通常の穴あけで足りるか)がほぼ決まり、工法が決まれば頼むべき相手も絞れます。[4]
Meta-Navi bridge
工法の見立てから相談する
ガンドリルかBTAか決めかねている段階で構いません。穴径と深さと材料をメモにして、Meta-Naviから聞いてください。工法の見立てから返します。
まず確認すること
深穴加工の外注先選びで迷うのは、たいてい工法を決める前に業者を探しているからです。順番は逆で、先に穴の条件から工法を絞る。このページでは、UNISIGとSandvikの技術資料、Meta-Naviの内部事例と設備情報を使って、その絞り方を説明します。[1][3]
納期が遅れやすいポイント
- 工法を決めずに「深穴できますか」と聞いて回ると、ガンドリルの工場とBTAの工場と汎用マシニングの工場から、前提の違う見積が返ってきます。並べても選べません。[4]
- 普段のマシニング外注先に深穴も一緒に頼んでしまい、途中で穴が曲がる、切りくずが詰まる、で結局専用設備のある工場へ出し直しになるケース。二度手間です。
Q. 発注前に最初に確認する条件は?
A. 穴径φ、深さmm、L/D比、材料、公差、検査。この6つで、ガンドリルかBTAか通常穴あけかが分かれます。[4] 大づかみに言うと、細径の深穴はガンドリル、大径で深い穴はBTAが受け持ちます。Meta-Naviの設備でも、BTAは大径深穴用、ガンドリルは細径深穴用という分担です。[1][5] L/D比が小さければ、わざわざ深穴専門に出さず手持ちのマシニングで済む場合もあります。そこはまず計算してみてください。
Q. 加工先へ何を聞くべきか?
A. 見るべきは、その外注先が見積の前に何を聞いてくるかです。[3] 径と深さと公差と検査条件を聞かずに金額だけ返してくる相手は、正直、疑ったほうがいいです。Sandvikの資料にあるとおり、穴あけの成否は工具剛性、クーラントの圧力と流量、切りくず排出、機械の安定性で決まります。つまり、まともな加工屋ほど質問が多い。[3] 加えて、近い材料と近いL/D比の実績、内径検査の方法、後工程の範囲を聞いてください。[4]
Q. Meta-Naviではどう整理するか?
A. 内部のBTA事例と設備情報を基準に、工法と相談範囲を切り分けます。[1][2] Meta-Naviにはアルミ合金A5056と合金鋼SCM440、両方の大型BTA事例が公開されています。材料が違えば切りくずもクーラント条件も違うので、材質の近い事例があるかどうかは見ておく価値があります。深江特殊鋼の材料調達と合わせて、材料込みでも加工のみでも、検査や後工程を含めた形でも受けられます。[1]
図面で見ておきたい条件
- 深穴の見積には、材料、外形寸法、穴径φ、深さmm、公差、面粗度、検査方法が要ります。専用機の加工は機械のクーラント圧と流量、切りくず排出で成立しているので、条件が欠けると機械側の可否判断ができません。[3][5]
- 材料込みで相談する場合は、支給材の有無、熱処理、表面処理、後工程を分けて伝えると、見積の前提がそろいます。
よくある質問
図面が途中でも相談できますか?+
初回相談で何を送ればよいですか?+
材料込みで相談できますか?+
公差や面粗度が決まっていない場合は?+
短納期で相談する時の注意点は?+
1個だけでも相談できますか?+
既存品や海外調達品の追加工も相談できますか?+
量産前に条件出しはできますか?+
協力工場ネットワークでの対応になりますか?+
問い合わせ後は何が返ってきますか?+
あわせて読みたい情報
参考事例・文献
外部資料
設備・会社情報
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