金属加工の無料相談で、図面を渡す前に何を確認しておくべきか?
結論から言うと、無料なのは聞き取りと見積の作成までです。加工に着手すると、試作の段取り費用や特急料金が別に発生します。図面は完成していなくても、材料、寸法、公差、数量、希望納期の見当が付いていれば、工法の見立てから先にお返しできます。[4][6]
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図面や具体的なアイデアがなくてもOK!材料、寸法、数量、希望納期のうち分かっている項目だけをMeta-Naviのお問い合わせから送ってください。秘密保持契約を先に結びたい場合は、図面を送る前にその旨を書き添えていただければ、対象範囲を取り決めてからお受けします。
まず確認すること
当社が無料と書いている範囲は、聞き取りと見積の作成までです。[4] 公開している事例では、500×300×200mmのS45Cブロック50個、平行度0.02mm、直角度0.02mm、希望納期2週間という条件で相談を受け、自社在庫の鋼材から切り出して10営業日で納めています。[3] このとき示されていた条件は、材料、寸法、公差、数量、希望納期の5点です。図面が完成していなくても、この5点の見当が付いていれば、対応可否と見積を回答できます。[4][6]
納期が遅れやすいポイント
- 無料と書かれているが、どこまでが無料で、どこから費用が発生するのかが読み取れない[4]
- 図面を渡した後、その図面がどう扱われるのかが案内に書かれていない[5]
- 図面がまだ完成していないため、相談してよい段階なのか判断できない[6]
- 相談で聞いた金額と納期が、発注後にどう確定するのかが分からない[1]
- 試作1個の依頼で、材料の手配まで含めて頼めるのかが分からない[3][4]
Q. 無料相談はどこまでが無料で、どこから費用が発生するのか?
A. 材料と公差の聞き取りから見積の作成までが無料で、費用が発生するのは加工に着手してからです。[4] 当社の無料相談では、材料や数量、公差の聞き取りを最短当日、候補先の絞り込みを1〜2営業日、見積の取得と比較を3〜5営業日で進めています。ここまでの工程に料金はかかりません。[4] 着手後に生じる費用は、まず段取りの分です。試作は1個から受けられますが、加工工程ごとに段取りが1回必要になります。材料の取り付け方を決め、工具を準備し、初品を測るまでの手間は、数量が1個でも100個でも同じだけかかります。そのため試作では、量産に移ったときとは単価の見え方が変わります。費用の目安は着手前にお伝えします。[4] 日程を詰める場合には、特急料金が加わることがあります。他の案件との稼働を組み替える分の負担が乗るためです。材料が支給か手配込みか、検査をどこまで求めるかでも、詰められる日数は変わります。[4]
Q. 図面を渡しても大丈夫か?
A. 材料と公差が入った図面をそのまま送っていただいて構いませんが、秘密保持の扱いを先に決めたい場合は、送る前にその旨をお伝えください。[5] 当社の見積依頼フォームには図面の添付欄がありません。入力項目は氏名、電話番号、会社名、メールアドレス、加工工程、材料、数量、備考の8つで、このうち必須は氏名と電話番号の2つだけです。公差や検査の条件を入れる欄もないため、備考に書くか、図面と一緒に電話かメールで送っていただく形になります。[5] 顧客からお預かりした図面の保管期間や破棄の手順を明文化した案内は、当社サイトにまだ置いていません。材料や公差より先に秘密保持の条件を決めたい案件では、対象範囲と契約書の形式を個別に取り決めたうえで図面をお受けします。[5] 業界の側でも、図面や製造ノウハウの扱いを無償で当然とはみなしていません。中小企業庁の金属産業取引適正化ガイドラインは、秘密保持の対象になるかどうかを明確に定めた契約を結ぶなど、受託側に損失を与えない配慮が望ましいとしています。[2] 同じガイドラインは、発注書面に含まれていない図面を製品の納入にあわせて無償で納品させる要請を、取適法違反のおそれがある例として挙げています。[2]
Q. 無料相談では何を聞けるのか?
A. 材料の手配可否、公差から見た工法の見立て、概算の費用、納期の見通し、そして対応可否までを聞けます。[4][6] 聞き取りでお伝えいただくのは、材料、加工工程、数量、納期、図面の精度です。[4] このうち工程は決まっていなくても構いません。材料と寸法の見当が付いていれば、旋盤で回すか、マシニングで削るか、BTA深穴加工に振るかという見立てからお返しします。[6] 公開している事例で言うと、500×300×200mmのS45Cブロック50個、平行度0.02mm、直角度0.02mm、希望納期2週間という条件に対して、自社在庫のS45C鋼材から切り出し、平行度0.01mm、直角度0.015mmで全数合格、納期10営業日で納めています。[3] 数量と公差と希望納期がこの粒度で揃っていると、材料の手配を含めた回答が返せます。ただしこれは一つの材料と形状と数量の組み合わせでの1件であり、同じ精度と納期がどの案件でも出るわけではありません。[3] 相談で口頭確認した金額と納期は、発注の段で書面か電子メールに置き換わります。取適法は委託事業者に対して、給付の内容、代金の額、支払期日、支払方法の明示を義務づけ、支払期日を物品の受領日から起算して60日以内のできる限り短い期間と定めています。[1] 相談段階の数字は確定値ではなく、この明示によって初めて条件が固まります。[1]
図面で見ておきたい条件
- 図面を伴う相談は、フォームではなく電話かメールが起点になります。フォーム側に材料や公差を書く欄はあっても図面を載せる経路がないためです。電話の受付は平日8時30分から17時30分で、土日祝は休業です。[5]
- 秘密保持の条件は案件ごとの取り決めになります。当社側に定型の書式を用意していないため、締結が必要な案件では対象範囲と書式を相談のうえで決めてから、図面と材料の情報をお受けします。[5]
相談前に知っておきたいこと
- 無料の範囲は聞き取りと見積の作成までです。試作の段取り費用と、日程を詰めるときの特急料金は、着手前に金額の目安をお伝えしたうえで別に発生します。[4]
- 公開事例の平行度0.01mm、納期10営業日という結果は、S45Cのブロック形状50個という組み合わせでの1件です。同じ精度と納期がどの材料でも出るとは限りません。[3]
業界での実機事例(参考)
S45C大型ブロックの6面フライス+マシニング加工
よくある質問
図面がまだ完成していなくても相談できますか?+
見積依頼フォームに図面を添付できますか?+
秘密保持契約を結んでから図面を渡すことはできますか?+
相談だけで発注しなかった場合、費用を請求されますか?+
試作1個でも相談できますか?+
見積の回答までどのくらいかかりますか?+
実際に加工する会社の名前は教えてもらえますか?+
相談で聞いた金額と納期は、そのまま確定しますか?+
自社では削れない材料や分野でも相談できますか?+
電話だけで相談できますか?+
急ぎの案件でも相談できますか?+
あわせて読みたい情報
参考事例・文献
内部事例
- [3] 事例: S45C大型ブロックの6面フライス加工とマシニング加工
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