Meta-NaviProduced by 深江特殊鋼株式会社

シャワーヘッド・電極プレートの多孔穴あけでは、何を確認すべきか?

多孔プレートの見積は、穴1個の難しさより穴数で決まります。穴径φと穴数とピッチ、板厚、それにバリと洗浄と検査範囲。特に「何個中何個を検査するか」を決めていない図面は、見積のしようがありません。[2]

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多孔プレートの事例から相談する

穴径と穴数と板厚のメモから始められます。Meta-Naviの精密小径穴の事例を見て、近い仕様を添えて問い合わせてください。

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まず確認すること

多孔プレートのガイドは、装置側の資料(シャワーヘッドの均一性、真空環境の汚染管理)と、Meta-Naviの精密小径穴の内部事例、設備情報を根拠にしています。穴のあけ方の技術論より、発注条件の決め方に寄せて書きました。[1][2][3]

初回相談では、材料、外形と板厚、穴径φ、穴数、ピッチか位置公差、数量、希望納期を送ってください。
バリと入口欠けの判定基準(拡大倍率と限度見本の有無)、検査範囲、測る項目。ここが見積の最大の変数です。[2]
吸着やガス流路など、穴以外の機能面があればその仕様も。プロセスガスの種類が材質制約になる場合は一言添えてください。[4]

納期が遅れやすいポイント

  • 穴径と穴数だけ指定して、検査範囲を決めていないこと。数千穴の全数検査と抜き取り検査では、検査費が加工費に匹敵するくらい変わります。ここが曖昧な見積は比較になりません。[2]
  • バリと入口の欠けの判定基準がないこと。シャワーヘッドは穴の状態がガスの流れの均一性に直結する部品なので、「バリなきこと」の一言では加工側も検査側も動けません。[1]

Q. 発注前に最初に確認する条件は?

A. 穴径φ、穴数、ピッチ、板厚、バリ基準、洗浄、検査範囲。この7つが最初です。[2] 多孔部品の相談で数字が動くのは、たいてい穴そのものではなく検査です。数千穴を全数見るのか、抜き取りで済むのか、径だけ測るのか位置度まで測るのか。装置の機能から必要な検査レベルを決めて、それを図面と注記に書いてください。

Q. 加工先へ何を聞くべきか?

A. 微細穴の実績と、穴品質の管理方法を聞いてください。[5] 具体的には、近い穴径と板厚での加工実績、入口欠けをどう防いでどう検査しているか、工具の摩耗管理をどうしているか。半導体向けの微細穴あけでは、材質によってPCD工具まで使う世界があるらしいので、材質と穴径の組み合わせが特殊な場合ほど実績の確認が要ります。[5] 真空側で使う部品なら、洗浄と汚染管理の体制も忘れずに。[4]

Q. Meta-Naviではどう整理するか?

A. Meta-Naviの精密小径穴加工品と半導体装置部品の事例を起点に、材料、穴あけ、検査の条件を組み立てます。[2][3] 穴数の多い案件は、素材のロット管理と検査の段取りで決まる部分が大きいので、深江特殊鋼の材料調達と検査体制をセットで提案します。加工のみ、検査込み、洗浄と梱包込み。範囲は相談で決めてください。

図面で見ておきたい条件

  • 微細穴の多数あけでは、穴径と板厚の組み合わせ、入口の欠け、工具摩耗の管理が歩留まりを決めます。硬脆材や特殊材では超硬やPCD工具の領域になる場合もあります。[5]
  • 真空装置内で使うプレートは、汚染と漏れの管理が穴あけと同格の要求です。洗浄レベルとシール面の扱いは装置側の基準で指定してください。[4]

関連するものづくりトピックス

よくある質問

図面が途中でも相談できますか?+
できます。穴径と穴数と板厚、それに用途が分かれば、加工と検査の見立ては返せます。判定基準づくりから手伝うこともあります。
初回相談で何を送ればよいですか?+
材料、外形と板厚、穴径、穴数、ピッチ、数量、希望納期。それと検査範囲の希望。未定なら未定と書いてください。こちらから選択肢を出します。
材料込みで相談できますか?+
はい。多孔プレートは素材の巣や介在物が穴の歩留まりに響くので、材料込みで受けたほうが品質は安定します。
公差や面粗度が決まっていない場合は?+
穴の機能(ガス分配、吸着、放電)を教えてください。必要な位置公差と穴品質を機能から逆算し、過剰な指定は削る方向で提案します。
短納期で相談する時の注意点は?+
穴数が多い部品は加工時間が読みやすい半面、検査時間が想定から漏れがちです。検査範囲を先に確定させることが、結果的に一番の短納期対策になります。
1個だけでも相談できますか?+
1枚から受けます。試作段階で穴品質の限度見本を作っておく、という使い方もできます。
既存品や海外調達品の追加工も相談できますか?+
穴の追加や径の修正は、既存穴の状態と材質が分かれば検討できます。現物と、あれば元の検査記録を見せてください。
量産前に条件出しはできますか?+
多孔部品こそ事前にやるべきです。1枚流して工具摩耗と穴品質の推移を取っておくと、量産の歩留まりとコストが読めるようになります。
協力工場ネットワークでの対応になりますか?+
微細穴、検査、洗浄はそれぞれ得意な工場が違うため、深江特殊鋼と由紀グループ、協力工場で分担することがあります。品質基準の管理は一本化します。
問い合わせ後は何が返ってきますか?+
加工と検査の見立て、判定基準の提案、見積に必要な残りの条件。この3点が返ります。

あわせて読みたい情報

参考事例・文献

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