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長尺シャフトの深穴・中心穴加工では、何を確認すべきか?

長尺シャフトの深穴は、穴そのものより「曲がり」との勝負です。外径φと全長mm、穴径と深さ、材料に加えて、振れと曲がりの許容値、熱処理の有無、検査方法まで最初に確認します。[5]

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長尺シャフトの事例から相談する

外径と全長と穴径のメモがあれば十分です。Meta-Naviのシャフト事例から近い長さのものを探して、そこを起点に相談してください。

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まず確認すること

長尺シャフトの深穴と中心穴について、内部の加工事例(S45Cの長尺ガンドリル、A5056の大型BTAなど)と旋削や深穴の技術資料を根拠に、依頼前に確認すべきことを並べました。曲がりの話を中心に据えています。[1][3]

初回相談では、材料、外径φ、全長mm、穴径と深さ、数量、希望納期を送ってください。おおよその重量も分かると早いです。
振れ、曲がり、真直度の許容値と、それをどの状態(熱処理前後、研磨前後)で測るのかを図面に書いてください。測るタイミングが曖昧だと検査で揉めます。[5]
熱処理、研磨、高周波焼き入れなどの後工程があるなら、工程の順番ごと相談してください。順番はこちらから提案もできます。[1]

納期が遅れやすいポイント

  • 穴径と深さだけ伝えて、曲がりの許容値を決めていないこと。長い穴は必ず多少曲がります。どこまで許すかを決めないままだと、加工側は安全側の高い見積を出すしかありません。[5]
  • 旋削と深穴と熱処理と研磨の順番を決めずに個別発注して、熱処理の歪みで先に開けた穴が使えなくなること。長尺物では順番の間違いがそのまま作り直しになります。[1]

Q. 発注前に最初に確認する条件は?

A. 外径φ、全長mm、穴径、深さ、材料。それに振れと曲がりの許容、熱処理の有無、検査方法です。[1] 正直なところ、長尺の深穴で図面に書かれていないことが一番多いのが曲がりの許容値です。穴は必ず多少振れて出てくるので、相手部品と機能から「どこまでなら使えるか」を決めておいてください。それが決まると、加工方法も検査方法も価格も、全部決めやすくなります。

Q. 加工先へ何を聞くべきか?

A. 支持方法と回転方式、それから中心穴と基準面の扱いを聞いてください。[3] 深穴加工では工具回転とワーク回転で条件が変わります。BTAの設備解説にもあるとおり、どちらを回すかは機械の構成で決まる話なので、外注先がどの方式で加工するつもりなのかは聞いておいて損がありません。[4] あとはクーラントの圧力と流量。深い穴の切りくずはクーラントで押し出すしかないので、ここが細い設備だと長尺は苦しいです。[5]

Q. Meta-Naviではどう整理するか?

A. 長尺シャフト、BTA、大型旋盤。この3種類の内部事例と設備情報を並べて、材料調達から後工程までの分担を決めます。[1][2] Meta-Naviの事例にはS45Cの長尺ガンドリルや大型アルミのBTAなどがあり、材質と長さが近いものを起点に話すと具体的になります。深江特殊鋼の材料調達と組み合わせて、丸棒手配から検査まで一括でも、深穴工程だけでも受けられます。[1]

図面で見ておきたい条件

  • 深穴を開ける前の旋削、端面出し、中心穴の準備は、支持の安定性がすべての前提になります。心押しや振れ止めが使えるか、チャックはどう掴むか。ここは加工側が決めますが、全長と重量の情報がないと決められません。[3]
  • 深穴加工には工具を回す方式とワークを回す方式があり、長尺物ではどちらで加工するかが曲がりの出方に関わってきます。設備によって取れる方式が違うので、外注先の設備構成は確認する価値があります。[4]

関連するものづくりトピックス

よくある質問

図面が途中でも相談できますか?+
できます。外径と全長と穴のあたりが決まっていれば、成立するかどうかの返事は早めに返せます。曲がりの許容値は一緒に決めましょう。
初回相談で何を送ればよいですか?+
材料、外径、全長、穴径と深さ、数量、希望納期。それと熱処理や研磨の予定があるかどうか。工程順に関わるので、これだけは最初にほしい情報です。
材料込みで相談できますか?+
はい。長尺の丸棒は調達が納期の主役になりがちなので、材料込みで相談してもらったほうが日程は読みやすいです。
公差や面粗度が決まっていない場合は?+
シャフトの用途と回転数、相手部品を教えてください。振れと曲がりの必要値はそこから逆算できますし、過剰な指定はその場で削れます。
短納期で相談する時の注意点は?+
長尺物は機械の占有時間が長く、割り込みが利きにくいです。材料の支給有無と検査成績書の要否を添えて、まず機械の空き枠から相談してください。
1個だけでも相談できますか?+
1本から受けます。設備の補修用シャフトや折損品の代替製作など、単品の相談はむしろ多いです。
既存品や海外調達品の追加工も相談できますか?+
できますが、長尺物の追加工は元の中心穴と基準面の状態が肝心です。現物確認をさせてもらってから可否を返す形になります。
量産前に条件出しはできますか?+
できます。同じ図面を繰り返し作るなら、1本目で曲がりの実測データを取り、支持条件と余肉を固めてから量産に入るのが安全です。
協力工場ネットワークでの対応になりますか?+
旋削、深穴、熱処理、研磨で工場をまたぐことがあります。深江特殊鋼と由紀グループ、協力工場の組み合わせになっても、工程管理はこちらで持ちます。
問い合わせ後は何が返ってきますか?+
成立性の見立てと工程順の案、それに見積へ進むための不足条件です。曲がり許容の決め方から相談してもらって構いません。

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参考事例・文献

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